前CEOが過去の同性婚禁止法案支持が問題視されて辞職した後、Mozillaの暫定CEOを務めてきたクリス・ベアード氏が正式CEOに就任した。
Mozillaは7月28日(現地時間)、4月から暫定CEOを務めているクリス・ベアード氏を正式なCEOに任命したと発表した。
同氏は、Mozillaの共同創業者であるブレンダン・アイク氏がCEO就任直後、思想的な問題で辞職した後、暫定CEOに就任した。
Mozillaの取締役会は内外の多数のCEO候補を検討したが、ベアード氏が最適だという結論に達したとしている。
ベアード氏はエジンバラ大学でMBA取得後、カナダ政府や米Hewlett-Packard(HP)などを経て2004年にMozilla入りし、2013年6月までCMOを務めた。その後米ベンチャーキャピタルGreylock Partnersのパートナーになってからも、Mozillaのミッチェル・ベイカー会長のアドバイザーを務めていたという。
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