「Apple Watch」向けアプリ開発ツールセット「WatchKit」

発表イベントでは「Apple Watch」向けのFacebook、Twitter、Nikeなどのサードパーティーアプリが紹介されたが、開発者向けツールセット「WatchKit」の提供は来年になる見込みだ。

» 2014年09月10日 07時19分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Appleは9月9日(現地時間)、同日発表した腕時計型端末「Apple Watch」向けアプリ開発ツールセット「WatchKit」を発表した。

 イベントでは、テクノロジー担当副社長のケビン・リンチ氏がApple Watchのサードパーティー製アプリとして、Facebook、Twitter、Pinterest、Nikeなどのアプリを紹介した後、WatchKitを発表した。

 kit 1 Watch版Twitterアプリを紹介するケビン・リンチ氏

 WatchKitはツールやAPIで構成されており、開発者への提供開始は来年(later next year)になるという。アプリには、文字盤を上にスワイプすることで最新情報を表示する「グランス」やプッシュ通知に直接対応できる「アクション通知」など、Apple Watchの制御・コミュニケーション機能を組み込める。

 kit 2

 Apple Watchの発売は2015年の見込み。価格は349ドルからだ。同日発表のiPhone 6、6 Plusだけでなく、iPhone 5/5s/5cとも連係する。

 pay 6

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ