ビジネスに手応え、IT各社のトップが掲げる“成長”へのメッセージ2015年展望(2/4 ページ)

» 2015年01月06日 11時30分 公開
[ITmedia]

日本マイクロソフト 樋口泰行社長

 Microsoftは設立40周年を迎え、日本マイクロソフトも来年には30周年を迎える。全社員が「日本のお客様、パートナー様、社会に貢献する」という想いをもって企業活動に取り組んできたことで、「会社」としての信頼感の高まりも感じている。2015年は、その想いと意志をさらに強く持ち、より良き企業市民として、さらに社会に貢献できる会社となるべくまい進する。

日本オラクル 杉原博茂社長兼CEO

 「デジタル・ディスラプション」による新産業革命の時代を迎え、革新的な全く新しいビジネスモデルが従来のビジネスモデルに取って代わる。全ての物と人がインターネットにつながる便利さを享受する一方、セキュリティや安定性などをより高いレベルで実現することが求められる。オラクルはミッションクリティカルなIT分野でセキュリティ、安定性、高可用性を実現してきた実績により、Digital Disruptionの基盤を支える。

SAPジャパン 福田譲社長

 2014年はSAP HANAとクラウドに注力し、スポーツ事業参入やオープンガバメント推進自治体への社員派遣など、新たな取り組みも開始した。2015年はこれらの戦略の成果を目に見える形で示すべき1年と捉えている。日本のお客様が求めるグローバル化、マネジメントとプロセス両面の変革・イノベーション、というニーズに応えるべく、より一層の価値を届けていく。

デル 郡信一郎社長

 企業のIT投資額は2015年も低成長で推移すると予測される。非効率なITシステムは経営の重荷につながる。この課題を解決する技術が「Software-Defined」だ。今後さらにITインフラはハードがシステムを定める形から、ソフトがシステムを定める形へと加速的に移行していく。当社の強みでもあるSoftware-Definedを積極的に展開していきたい。

EMCジャパン 大塚俊彦社長

 ハイブリッドクラウド、ビッグデータ/データレイク、フラッシュの3つの重点分野を中心に、「第三のプラットフォーム」の実現へ向けた提案をしていく。環境変化に迅速に対応し、お客様の期待に応えられるようEMCジャパン自身の役割をRedefine(新定義)し、活動を推進したい。お客様、パートナーとのさらなる関係強化はもとより、グローバルEMCの総力を結集して支援を強化する。

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