日本でも2ちゃんねるユーザーなどが愛用する画像アップローダー「Imgur」が、これまで年額24ドルだった「Imgur Pro」の広告非表示以外の機能を無料版に統合した。アップロード件数の上限などがなくなった。
画像アップロードサービスの米Imgurは2月9日(現地時間)、創業6周年を記念して、これまで有料で提供してきた広告非表示の「Imgur Pro」を終了し、広告非表示以外のProの機能を無料版に追加したと発表した。
Imgurは、ドラッグ&ドロップで画像をアップロードできるサービス。無料版でもアップロードした画像の基本的な編集や、アルバム設定、SNSでの共有設定などの機能が使えた。
Proの利用料は年額24ドルだった。既存のProユーザーは登録期間が終了するまで広告が表示されない。
今回の統合で、以下の機能が追加になる。
1画像当たりの容量上限は20Mバイトのまま(GIFは50Mバイト)だが、1Mバイト以上の画像が圧縮される場合、従来5Mバイトに圧縮されていたのが10Mバイトになる。
Imgurは2009年に当時オハイオ大学の学生だったアラン・シャーフ氏が創業した。6周年というのは、2010年に立ち上げたImgur Galleryの誕生からということ。同サービスの月間ユニークユーザー数(MAU)は2013年に1億人を超え、2014年の増資で大手ベンチャーキャピタルのAndreessen Horowitzや米redditから4000万ドルを獲得した。
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