日本IBM、企業向けオンラインストレージサービスを開始

クラウドサービス「IBM Connections Cloud」の新ラインアップとして、オンラインストレージの機能を提供する。

» 2015年03月11日 06時00分 公開
[ITmedia]

 日本IBMは3月10日、クラウドサービスの「IBM Connections Cloud」でオンラインストレージ機能「IBM Connections Files Cloud」の提供を開始した。同機能は単独でも利用でき、利用価格は1ユーザーあたり月額571円(税別、1〜100ユーザー時)としている。

 新規はモバイルアプリからも利用可能。1ユーザーあたり1テラバイトの容量となる。SNSの仕組みを使って登録された利用者の間でファイルなども共有できる。

 アクセス制御の設定は、ファイル所有者のみ閲覧可能な「非公開」、同一組織内の利用者が閲覧可能な「公開」、組織外を含む指定された利用者のみ閲覧可能な「共有」という3種類。ファイル単位で指定できる。

 これにより、個人のファイルや企業内や取引先で共有されるファイルまでを一括で保管できるほか、作成初期の資料は個人のみアクセスを許可し、組織での公開と関係者による改版を経て、取引先にも共有するといった柔軟な運用も可能。ファイルのライフサイクルに合わせた制御を適用することで、企業の内外で異なるストレージサービスを利用する手間がなくなるという。

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