EMC、ビッグデータ分析のための包括サービスを提供

ビッグデータ活用に着手するための支援からシステムの構築、運用までをサポートする。

» 2015年04月21日 12時24分 公開
[ITmedia]

 EMCジャパンは4月21日、ビッグデータの分析などを支援する包括的なサービス「フェデレーション ビジネス データレイク ソリューション」を発表した。

 同サービスではビッグデータ活用へどう着手すべきか、活用計画(予算や体制など)、データ分析の実証検討、分析スキルやプロセスの構築、活用の高度化(高度な分析や業務の効率化など)、システムの構築や運用までをカバーし、企業顧客のニーズに合わせて提供していく。

 データ分析のシステムは、垂直統合型システムのVblockやスケールアウト型ストレージのIsilon、VMwareの仮想化基盤による推奨構成を事前に設定することで設計構築などの時間を短縮。分析用ソフトウェアには、Pivotal HDやSQL-on-Hadoopエンジンを持つHAWQなどを組み合わせた「Pivotal Big Data Suite」を採用する。SASやTableauなどの分析ツール製品とも連携するほか、ClouderaやHortonworksなどのHadoopディストリビューションもサポートする。

サービスイメージ

 同社では新サービスにより、データ活用で様々な段階にある企業が短時間でビッグデータを戦略的に活用していけると説明している。

関連キーワード

ビッグデータ | EMC | Apache Hadoop | Pivotal


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ