OS X向けに公開されたSafariの更新版では、WebKitに存在する複数の深刻な脆弱性に対処した。
米Appleは5月4日、Webブラウザ「Safari」の更新版をOS X向けに公開し、ブラウザエンジンのWebKitに存在する複数の深刻な脆弱性に対処した。
脆弱性を修正した更新版のSafari 8.0.6、Safari 7.1.6、Safari 6.2.6は、それぞれOS X Yosemite v10.10.3、OS X Mavericks v10.9.5、OS X Mountain Lion v10.8.5に対応する。
WebKitの脆弱性は、悪用された場合、不正な細工を施したWebサイトを使って任意のコードを実行される恐れがある。また、ファイルシステム上の情報に不正アクセスされる恐れのあるWebKit Historyの脆弱性や、ユーザーインタフェースの偽装につながるWebKitのページ読み込みの脆弱性も修正された。
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