「desknet's NEO」が「乗換案内」と連携、交通費精算がラクになる新機能

ネオジャパンのグループウェア「desknet's NEO」がバージョンアップ。ジョルダンの「乗換案内Biz」と連携し、スケジュール登録と同時に、訪問先までの経路検索や交通費の申請が行える機能を新たに搭載した。

» 2015年06月10日 14時00分 公開
[池田憲弘ITmedia]
photo スケジュールの登録画面から、経路検索が行える

 ネオジャパンは6月10日、同社のグループウェア「desknet's NEO」の新バージョン(V3.0)を発表。パッケージ版、クラウド版ともに提供を開始した。

 今回のバージョンアップでは、同ソフトのスケジュール機能とジョルダンの「乗換案内Biz」が連携したのが大きなトピックだ。スケジュールの登録と同時に、訪問先までの経路検索や経費精算が行える「交通費・経費精算」機能を搭載(有償オプション)。通勤定期区間の運賃も自動で控除でき、タクシー代やお土産代といった諸経費についても、領収書の画像データとともに管理できるようになった。経費データはCSV形式で出力できるほか、そのままワークフロー機能で申請も行える。

photo 交通費以外の諸経費についても、まとめて管理できる

 また、業務の作業手順や講習会の共有など、写真や動画などを使った情報発信のニーズの高まりを受け、動画配信と画像編集のツールを新たに搭載した。ポータル画面や回覧・レポート機能で利用できる。

 動画の共有にYouTubeなどのWebサービスを使うと、利用者の負担が高まるほか、社外秘のデータだとセキュリティが課題になることが多い。操作をdesknet's NEO内で完結させることで、利用者の負荷が軽減するほか、セキュリティも担保できるとしている。

photophoto ポータル内での動画配信(写真=左)や、画像編集ができるようになった(写真=右)

 このほか、IMAPメールサーバへの対応、データの自動保存といった機能も追加。メールの誤送信防止機能も強化された。クラウド版の価格は1ユーザーあたり月額400円(税別、以下同)。ジョルダン「乗換案内Biz」との連携機能である「交通費・経費精算」機能については、月額100円(1ユーザー)で利用できる。

 パッケージ版の価格は、300ユーザーで150万円から(エンタープライズライセンスの場合。サポートサービス費含む)。「交通費・経費精算」機能は別途年間ライセンスとして提供される(300ユーザーで24万円から)。

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