BIの世界に「ビッグデータディスカバリ」という新たな波が押し寄せようとしていると、IT調査会社のガートナーは指摘する。IT INSIDERの前回は、同社の予測の概要を紹介した。では、BIプラットフォームベンダーは、どのような動きを見せつつあるのか。今回はこれを紹介する。
前回紹介したように、ガートナーはBIプラットフォームの世界に、「ビッグデータディスカバリ」という新たな波が来ると予測する。
「ビッグデータディスカバリ」のプラットフォームは、まずデータ対象でいえば、従来型の構造化データから、各種の非構造化データ、さらにはいわゆるビッグデータまでをカバーする。そして、これら全てにまたがり、必要に応じて複雑・高度な分析ができるようになる。つまり、データ対象が横に広がる。一方で機能面では、特にビッグデータ関連では、高度な分析が可能になるという意味で、縦に広がることになる。
これを受け、BIプラットフォームベンダーの間では、新たな動きが活発化しているという。、「データサイエンス(高度な統計分析)」「データディスカバリ(セルフサービスBI)」「ビッグデータ」の各分野の製品を提供するベンダーが、他の2つの分野までをカバーしようとする動きが強まっている。
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