マイナンバー2015

キヤノンITSが情報漏えい対策を強化、マイナンバー対応や人事連携も

キヤノンITSが情報漏えい対策を強化、マイナンバー対応や人事連携も

» 2015年10月15日 18時38分 公開
[ITmedia]

 キヤノンITソリューションズは10月15日、情報漏えい対策製品「GUARDIANWALL」と「WEBGUARDIAN」の最新版を発表した。両製品ともマイナンバーの漏えい防止機能を備える。12月24日に発売する。

 メール経由の情報漏えいを防ぐGUARDIANWALLでは12桁の個人番号と13桁の法人番号の検出に対応した。メール本文や添付ファイル内のデータを検査し、検出は単に12桁もしくは13桁の番号ではなくチェックデジットで判定することで、通常の送信を妨げないように配慮したという。Web経由の情報漏えいを防ぐWEBGUARDIANでも同様にマイナンバーの検出と漏えいを防ぐ。

2製品による情報漏えい対策の範囲

 また、GUARDIANWALLでは人事情報サーバとの連携にも対応。人事異動を反映して自動的にフィルタリングルールを作成できるようになり、フィルタリングルールのメンテナンス作業が容易になるという。WEBGUARDIANではHTTPSによる暗号化通信でもいったん復号して内容を検査できるようになった。クラウドサービスなど外部向けのHTTPS通信における情報漏えいの危険性を低減させるとしている。

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