OpenSSL、更新版の公開を予告 深刻な脆弱性を修正

更新版は日本時間の1月28〜29日の間に公開され、2件の脆弱性を修正する。

» 2016年01月26日 07時47分 公開
[鈴木聖子ITmedia]
OpenSSLの予告

 OpenSSLプロジェクトチームは1月25日、OpenSSLの更新版となるバージョン1.0.2fと1.0.1rを、協定世界時(UTC)の28日に公開すると予告した。

 更新版はUTCの28日午後1時〜5時ごろ(日本時間同日午後10時〜29日午前2時ごろ)の間にリリース予定。2件の脆弱性が修正される予定で、このうち1.0.2に存在する脆弱性は危険度「高」に分類されている。もう1件は全リリースに影響するものの、危険度は「低」の分類となっている。

 なお、バージョン1.0.0と0.9.8は2015年12月31日でサポートが終了しており、脆弱性の修正パッチは公開されない。1.0.1のサポートは2016年12月31日で終了する。

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