カスペルスキー、セキュリティインシデントの対応体制を強化

「インシデントレスポンスパートナープログラム」を新設し、2016年内に10社との連携を目指す。

» 2016年02月09日 14時08分 公開
[ITmedia]

 カスペルスキーは2月9日、企業でのセキュリティインシデント(セキュリティ事故や危険な事象)対応を支援する「インシデントレスポンスパートナープログラム」を新設した。2016年内に10社との連携を目指す。

 プログラムではパートナー企業がスペルスキーのトレーニングを受講したエンジニアを配置し、認定を得る。認定後はカスペルスキーが全面的に支援しながら、企業に対してセキュリティインシデントへの初動対応、影響範囲や原因の調査、マルウェアの特定と駆除、再発防止のための提言などのサービスとして提供する。

サービスイメージ(サイトロックより)

 最初のパートナー企業には、ビットアイル・エクイニクスグループのサイトロックが認定を受け、同日から「セキュリティインシデントレスポンスサービス」の提供を始めた。提供価格は個別見積りとしている。

サービス構成の概要(同)

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