ステップ1で方式が決まったら、続いて他のサービスレベルから必要な機能を確認します(第3回を参照)。このステップでは必要な機能をまとめたうえで、最終的にSIerやベンダーに提案を依頼するときの条件として提示する内容を決定します。
ユーザー企業や適用する業務システムによって要件は様々ですが、最低限検討が必要な2項目を説明します。
1.可用性
アクセスの頻度や保持期間などを示します。最近は法令順守やビッグデータ、IoTといった新しい目的が出てきています。昔に比べて検討項目が増えていることに注意が必要です。
2.復旧性
重要なデータが万一破損、消失した時にどの程度復旧できるかを示します。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.