ストレージを利用する業務システムについて、データ更新頻度やデータ格納形式、サービスレベルを確認します(第1回、第2回を参照)。なお、オブジェクトストレージはその構造からサーバベース型SDS方式に分類されますが、利用される規模や用途が明確に異なりますので、別のラインアップとして説明します。
このステップでは、次のステップに備えて基本的な要件を確認するとともに、オブジェクト型が選択可能かを確認します。
1.利用する業務システム
2.データ格納形式
3.想定する利用容量
4.想定する性能(I/O単体性能要件と更新頻度)
以上のポイントをまとめたものが次の図になります。
それぞれの要件について、左から右にたどっていくことで選択できる方式が確定します。
第5回 ソフトウェア定義ストレージとはどんなもの?
第3回 データの利用目的別、ハードウェアとソフトウェアの選び方
第2回 データの管理、「サービスレベル」でしてみると……
第1回 なぜ、いまデータ管理が大事なのかCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.