ソーシャルゲームサービス企業のMGTがジョン・マカフィー氏のセキュリティ企業を買収し、マカフィー氏を会長兼CEOに指名した上、企業名を「John McAfee Global Technologies」に改称すると発表した。
米ソーシャルゲームサービスのMGT Capital Investments(以下、MGT)は5月9日(現地時間)、米セキュリティソフト会社McAfeeの創業者、ジョン・マカフィー氏を同社の会長兼CEOに迎え、社名をJohn McAfee Global Technologiesに変更すると発表した。
MGTは、マカフィー氏のセキュリティアプリメーカーD-Vasiveを買収し、同氏のもう1つのセキュリティ企業Future Tense Secure Systemsとコンサルティング契約も結んだ。
MGTはD-Vasiveのアンチスパイアプリを提供していく。D-VasiveはこれまでiOSアプリのみだったが、同日AndroidおよびWindowsアプリがリリースされた。
マカフィー氏が創業したセキュリティソフト企業のMcAfeeは2011年に米Intelに買収された。Intelは2014年にMcAfeeのブランドを「Intel Security」に変更すると発表したが、製品名には今でもMcAfeeブランドが使われている。
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