マイクロソフトが公開している導入事例ページで、中堅中小企業の事例が500社を超えた。
マイクロソフトは6月27日、自社で運営している中堅中小企業向けサイト「マイクロソフト ビジネス ライブラリ」で公開しているクラウド導入事例が500社を超えたと発表した。
同サイトは、中堅中小企業向けのクラウド活用をテーマにしたビジネス情報サイトで、2015年10月から運営をスタート。6月27日に8社の事例が公開され、事例の数は514件に達した。
同サイトの「中堅中小企業クラウド活用成功事例」コーナーでは、Office 365やMicrosoft Azureなどの活用を通した、ワークスタイル変革、生産性向上、業務効率化、コスト削減などの事例記事を紹介している。
今回新たに公開された事例では、Exchange Onlineの導入により、新興国でもストレスなくメールを利用できるようになった例や、ライセンス管理の負荷低減を実現すると共に、最新バージョンの Officeをマルチデバイスで利用可能にした例などが挙がっている。
中堅中小企業のクラウド利用は、コスト削減に加え、複数の業務上の付加価値がないとユーザーに納得されないケースが多く、特にセキュリティやライセンスに関する負荷低減や、グループウェアの活用メリットをすぐに実感できるところが、導入に踏み切るきっかけとなっているようだ。
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