筆者の「SPOON WEB」がどこまで時を刻めるのかも試してみました。どうやら、西暦2047年12月31日23時59分59秒までのようです。「ALBA SPOON WEB」の問題は、2038年ではなく2048年に発生するようです。西暦2047年12月31日23時59分59秒を過ぎるとどうなるのかもこちらの動画でご覧ください。
動画:「ALBA SPOON WEB W440-4000」の2048年問題
URL:https://www.youtube.com/watch?v=HbqtAsiz3zA
西暦2047年12月31日23時59分59秒を過ぎると、1998年1月1日に戻りました。この時計は西暦2048を迎えることができないようです。連載第25回でもご紹介したように、筆者が学生時代にアルバイトでこの時計を購入した年が1998年(発売年)です。西暦2048年というと筆者もとっくに定年退職し、年金生活を送っています。もし2048年まで生きていたら、「SPOON WEB」を見ながら、1998年の学生時代を懐かしみたいと思います。
日本ヒューレット・パッカード株式会社 オープンソース・Linuxテクノロジーエバンジェリスト
兵庫県伊丹市出身。1996年頃からオープンソースに携わる。2000年よりUNIXサーバーのSE及びスーパーコンピューターの並列計算プログラミング講師、SIを経験。2006年、米国HPからLinux技術の伝道師として「OpenSource and Linux Ambassador Hall of Fame」を2年連続受賞。プリセールスMVPを4度受賞。現在は日本ヒューレット・パッカードにて、Linux、FreeBSD、Hadoop、Dockerなどのサーバー基盤のプリセールスSE、文書執筆を担当。Red Hat Certified Virtualization Administrator, Novell Certified Linux Professional, Red Hat Certified System Administrator in Red Hat OpenStack, Cloudera Certified Administrator for Apache Hadoopなどの技術者認定資格を保有。著書に「CentOS 7実践ガイド」「Ubuntu Server実践入門」などがある。趣味はレーシングカートとビリヤード。
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