5時間毎に座席が変わる! 内山信二がカルビー流”3つ”の働き方を体験内山信二が行く!オフィス訪問記(8/8 ページ)

» 2016年09月17日 07時15分 公開
[ITmedia]
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内山

 お隣のスペースではお菓子のパッケージをデザインする打ち合わせ中。疑似的なコンビニの棚にさまざまなデザインの新製品パッケージを並べて、消費者目線でどれが手に取りやすいか、検討しているのだ。

 驚くのはこれらの打ち合わせが、全て執務フロア内のオープンなスペースで行われているところ。社員の方が打ち合わせに参加しやすく、意見も出しやすいオープンな社風が伝わってくる。

内山

 静観していたはずの内山くん、案の定黙ってはいられなかった。

内山

内山「ピザポテトはね、チーズが伸びているイメージが大事だと思うんですよ。このチーズが伸びるところを見ると1つ買って帰ろうかな……となるんです。伸びている方が強い。濃厚チーズって感じで。伸び推しです」


内山

担当者「おおそうですか。じゃあ決まったね!」


内山

編集者(え? 即決ですか?)


内山

 いかにチーズのとろける感が大事かを語る内山くん。テレビのグルメレポートでもチーズが伸びている瞬間は、自然と数字が上がるんだそうですよ。

 と、お菓子を食べてばかりで終わってしまった感のある前編。でも見て欲しいのは、オリジナリティーのあるフリーアドレス制を採用しているところ。執務フロア内は部長も社員もフリーアドレスで、一箇所に最長5時間までしかいられない。とにかく自分で自分の業務をデザインし、成果を出す。そのための環境が整備されているのだ。

後編では、業務における自由と責任のバランスをいかにして保っているのか、その1つのポイントである評価制度などを取り上げ、同社の働き方をより深く紹介していこう。

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カルビー

1949年広島にて設立。スナック菓子やシリアルなどの食品の製造・販売をしている。現在は東京都千代田区丸の内に本社を構える。代表取締役会長兼CEO松本晃、代表取締役社長兼COO伊藤秀二。7期連続増収増益。

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