iOSは3月27日に「iOS 10.3」を公開したばかりだが、今回のアップデートではGoogle Project Zeroを通じて発見された深刻な脆弱(ぜいじゃく)性に対処した。
米Appleは4月3日、iPhoneやiPad向けのOS更新版となる「iOS 10.3.1」を公開し、1件の深刻な脆弱(ぜいじゃく)性を修正した。iOSは3月27日に「iOS 10.3」が公開されたばかりだった。
Appleのセキュリティ情報によると、今回の更新ではWi-Fiチップに存在するスタックバッファオーバーフローの脆弱性を修正した。悪用されれば圏内にいる攻撃者に任意のコードを実行される恐れがある。この脆弱性は、Google Project Zeroを通じて発見、報告されていた。
iOS 10.3.1はiPhone 5以降、iPadの第4世代以降、iPod touchの第6世代以降に対応する。
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