2件の脆弱性はTomcat 7.0.81以降のバージョンで修正された。
Apache Software Foundationは9月19日、Apache Tomcatに存在していた2件の脆弱(ぜいじゃく)性を修正したことを明らかにした。
Apacheのセキュリティ情報によると、2件の脆弱性のうち「JSPアップロードを介したリモートコード実行」の脆弱性では、WindowsでHTTP PUTを有効にしている場合、細工を施したリクエストを使ってJSPファイルをサーバにアップロードされ、任意のコードを実行される恐れがある。
もう1件の脆弱性では、セキュリティ制限をかわされて情報が流出する可能性がある。影響を受けるのはTomcat 7.0.0〜7.0.80までのバージョン。危険度は2件とも「重要」と評価され、いずれも7.0.81以降のバージョンで修正された。
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