他人に無線LANを「ただ乗り」され、通信の盗聴などの被害に遭うリスクがあります。
インターネットに接続できるモバイル機器が増え、自宅に無線LANルーターを設置して、無線LAN環境を整備する人が増えています。しかし、無線LANは、適切なセキュリティ設定がなされていないと、通信内容を盗聴される可能性があります。
また、あなたが設置した無線LANを、他人に不正に利用される可能性もあります。他人が設置した無線LANルーターに「ただ乗り」した上で、不正アクセスを行った事案が報じられています。
こうしたリスクを低減するため、無線LANルーターには正しくセキュリティ設定を行いましょう。ルーターとモバイル機器間の通信を暗号化することや、無線LAN接続の際の認証を行うパスワード(パスフレーズ)を、長く、複雑な文字列に設定します。また、無線LAN通信を識別する名称「SSID」を初期状態から変更しておきましょう。
MOTEXが作成したセキュリティブック『セキュリティ 7つの習慣・20の事例』から20の事例Q&Aを抜粋。若者からベテランまで、セキュリティの基礎をゆるーいクイズで振り返りましょう。新入社員の教育にも使えるかも? 皆さんなら、もちろん「全問正解」……ですよね?
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.