「ようやくわが家も無線LAN。え、セキュリティ設定? 何それおいしいの?」クイズ! セキュリティ「20の事例」(17)(2/2 ページ)

» 2017年10月06日 08時00分 公開
[ITmedia]
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正解:2.問題がある

 他人に無線LANを「ただ乗り」され、通信の盗聴などの被害に遭うリスクがあります。

ミニ解説:あなたの無線LANルーターが犯罪の「踏み台」になることも

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 インターネットに接続できるモバイル機器が増え、自宅に無線LANルーターを設置して、無線LAN環境を整備する人が増えています。しかし、無線LANは、適切なセキュリティ設定がなされていないと、通信内容を盗聴される可能性があります。

 また、あなたが設置した無線LANを、他人に不正に利用される可能性もあります。他人が設置した無線LANルーターに「ただ乗り」した上で、不正アクセスを行った事案が報じられています。

 こうしたリスクを低減するため、無線LANルーターには正しくセキュリティ設定を行いましょう。ルーターとモバイル機器間の通信を暗号化することや、無線LAN接続の際の認証を行うパスワード(パスフレーズ)を、長く、複雑な文字列に設定します。また、無線LAN通信を識別する名称「SSID」を初期状態から変更しておきましょう。

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この連載は?

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 MOTEXが作成したセキュリティブック『セキュリティ 7つの習慣・20の事例』から20の事例Q&Aを抜粋。若者からベテランまで、セキュリティの基礎をゆるーいクイズで振り返りましょう。新入社員の教育にも使えるかも? 皆さんなら、もちろん「全問正解」……ですよね?

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