Appleの共同創業者、「ウォズ」ことスティーブ・ウォズニアック氏が、テクノロジー職に必要なコーディングなどの技術を学べるオンライン教育サービス「Woz U」を立ち上げた。
米Appleの共同創業者、スティーブ・ウォズニアック氏は10月13日(現地時間)、テクノロジーを学べるオンライン教育サービス「Woz U」の立ち上げを発表した。高給なテクノロジー職に就くための知識と技術を学べるとしている。
Woz Uは、誰にでも迅速かつ低予算でテクノロジー業界で即戦力になれる知識を提供し、企業に対しては人材とトレーニングソルーションを提供することを目的に設計したという。
立ち上げ段階ではオンラインサービスのみだが、将来的には世界の30都市にキャンパスを展開する計画。
同日公開されたiOS/Androidアプリ版「Woz U」にある適性検査ツールを使うと、ユーザーに向くコースを紹介してくれる。
受講料などはまだ発表されていない。オンライン授業は動画によるもので、いつでもライブで講師や指導者とアクセスできる。立ち上げ段階では、.Net、JavaScript、Ruby、Javaなどによるソフトウェア開発と顧客サポートスペシャリストのプログラムがあり、2018年にはデータ科学、モバイルアプリ、サイバーセキュリティのコースも開設予定だ。
ウォズニアック氏は発表文で「みんな自分には無理だと思ってテクノロジーが必要な仕事を選ぶのを怖がるけど、できるんだよ。どうすればできるのかみんなに見せたいんだ。私はテクノロジーを通じてよりよい世界を創造することに生涯を捧げてきた。そして、ずっと教育を尊重してきた。今こそWoz Uを始める時なんだ」と語った。
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