Microsoftのインキュベータープロジェクト「Microsoft Garage」から、アプリのワイヤーフレームスケッチをVisual Studioのコードに変換するUWPアプリ「Ink To Code」が北米で公開された。
米Microsoftは1月25日(現地時間)、アプリやアプリの新機能アイデアのラフスケッチを基本的なコードに変換するUWPアプリ「Ink To Code」を北米で公開したと発表した。同社の技術インキュベータープロジェクト「Microsoft Garage」の産物だ。
アプリのラフスケッチをワイヤフレームで描き、それをVisual Studioにエクスポートすると、UWPおよびAndroidアプリのプロトタイプの土台を作成できるという。AIと「Windows Ink」を採用することで実現した。
Microsoft Garageのインターンチームの発案を、Xamarinのチームがサポートして実現した。
ひらめいたアイデアをナプキンに走り書きしたり、ホワイトボードでのブレインストーミングで描いたラフスケッチからコードを起こす手間が省けるとしている。
Ink to Codeは、ラベルやボタンなどのアプリの基本エレメントをVisual Studioのコードに変換する。アプリ全体をそのままコードに変換できるわけではないが、アプリの土台は作れる。チームでのブレインストーミングでも使えそうだ。
北米以外での公開予定は未定だが、開発者からのフィードバックを基に改善していくとしている。
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