Googleが、Google Playストアでのポリシー違反アプリ対策について説明した。機械学習機能により、70万本以上のアプリを削除。その99%はダウンロードされる前に削除したとしている。
米Googleは1月30日(現地時間)、Androidアプリストア「Google Playストア」でのポリシー違反アプリ対策について発表した。
2017年にポリシー違反で削除したアプリは70本以上で、前年比で70%増えたという。機械学習の採用により、そのうちの99%はユーザーがダウンロードする前に削除できたとしている。
また、何度もポリシーに違反するアプリを公開する悪質な開発者を検出できるようになり、2017年だけで10万の悪質開発者を排除し、そうした開発者が新しいアカウントを開設するのをより困難にした。
2017年に削除した悪質なアプリとしては、人気アプリと紛らわしいアプリ名やアイコンを付けて間違えてダウンロードさせようとする“コピーキャット”アプリ、ポルノや暴力、不法なコンテンツを含む不適切なアプリ、PHA(Potentially Harmful Applications、潜在的に有害なアプリ)が多かったという。
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