GitHub、無料ユーザーもプライベートリポジトリを使い放題に

GitHubが、無料ユーザーもプライベートリポジトリを無制限に使えるようにした(共有は3人まで)。料金体系は変わらないが、有料プランの名称も少し変わった。

» 2019年01月08日 06時59分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 米Microsoft傘下の開発者向けのソースコード共有サービスGitHubは1月7日(現地時間)、無料ユーザーでもプライベートリポジトリを使えるようにしたと発表した。

 これまでは、ソースコードを非公開にできるプライベートリポジトリを使えるのは月額7ドル以上の有料ユーザーのみだった。新プランでは、無料ユーザーでも無制限にプライベートリポジトリを使えるが、共有できるのは3人までだ。

 github

 また、有料プランの構成を変えた。従来「Developer」という呼称だった月額7ドルの個人向けプランは「Pro」に、GitHubのみで使うものと自社サーバでのホスティングも可能なものの2つに分かれていた2つのビジネス向けプランが1つになり、「Enterprise」という呼称になった。料金は変更なしだ。

 github 2 新料金プラン

 プランがIndividualsとTeamsに分かれたが、月額9ドルの「Team」プランをオープンソースプロジェクトで使う場合は従来通り無料だ。以下は、旧料金プランだ。

 github 3 旧料金プラン

 ナット・フリードマンCEOは公式ブログで「GitHubは、コーディング、共同作業、そして開発者のグローバルコミュニティとのコミュニケーションに最適な場所だ。今回の変更はGitHubの将来への大きな投資であり、われわれは皆さんが2019年に何を築いていくのかを楽しみにしている」と語った。

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