AIで一人一人にあった商品提案――IoTやブロックチェーンも活用するStarbucks

Starbucksは、MicrosoftのクラウドやAI、IoT、ブロックチェーンといった技術を利用して、顧客に好みの商品を提案したり、コーヒーメーカーやグラインダーといった機器を管理したり、コーヒー豆の栽培元を管理したりしている。

» 2019年05月14日 13時40分 公開
[ITmedia]

この記事は会員限定です。会員登録すると全てご覧いただけます。

 日本マイクロソフトは2019年5月13日、Starbucksを例に挙げ、同社の技術の活用方法について解説した。Starbucksが利用しているMicrosoftの技術は、クラウドやAI(人工知能)、IoT(Internet of Things)、ブロックチェーンだ。これらの技術を駆使して、顧客に好みの商品を提案したり、コーヒーメーカーやグラインダーといった機器を管理したり、コーヒー豆の栽培元を管理したりしている。

(出典:日本マイクロソフト)

 Starbucksには、1週間に1億人以上の顧客が訪れるという。その顧客一人一人の嗜好に合わせた商品を、店舗の在庫や人気のセレクション、天候、時間帯、コミュニティーの好み、過去の注文履歴などを基に、Microsoftの強化学習技術を活用して提案している。例えば乳製品を含まないドリンクを常時オーダーしている顧客に対しては、システムがこの顧客は乳製品以外が好きだと推測するという。

1日約16時間稼働する器具、どうやって管理する?

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ