Linuxメールサーバ「Exim」の脆弱性を突くワームが拡散、Microsoftも対応呼び掛け

Eximの脆弱性を突くワームが各国で感染を広げている。MicrosoftはAzure顧客に対し、VMでEximを使っている場合はバージョン4.92に更新するよう促した。

» 2019年06月18日 12時00分 公開
[鈴木聖子ITmedia]

この記事は会員限定です。会員登録すると全てご覧いただけます。

 Linux電子メールサーバ「Exim」の脆弱(ぜいじゃく)性を突くワームが各国で感染を広げている。米セキュリティ機関US-CERTはユーザーや管理者に対してEximを最新バージョンに更新するよう呼び掛け、Microsoftも「Microsoft Azure」(Azure)の顧客に対策を促した。

 US-CERTによると、Eximの脆弱性は4.87〜4.91のバージョンに存在する。悪用された場合、リモートの攻撃者に電子メールサーバを制御される恐れがある。この問題を修正した「Exim 4.92」は2019年6月5日(米国時間)にリリースされた。

US-CERTはExim 4.92への更新を促す

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ