Googleは修正前のiOSの脆弱性が攻撃に利用されていた実態を報告し、Appleはその報告に対して「GoogleがiPhoneユーザーの不安をあおった」と非難している。
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AppleのiOSに存在していた脆弱(ぜいじゃく)性を巡り、この脆弱性が悪用されていた実態を報告したGoogleと、その内容に反発するAppleとの間で論争が起きている。Appleは2019年9月6日に発表した声明で、「GoogleがiPhoneユーザーの不安をあおった」と非難した。
焦点となっているのは、Appleが2019年2月に公開したセキュリティパッチ「iOS 12.1.4」で修正済みの脆弱性である。Appleは修正を公開した当時、発見者としてGoogle Project Zeroなどの名前を明記していた。
その後Google Project Zeroは、この脆弱性が修正される前に攻撃に利用されていたと公表した。
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