エクアドルのコンサルタント会社が保有する米国のデータベースサーバで、セキュリティ設定の不備から、エクアドル在住者の登録番号や納税者番号、氏名、性別、国立銀行の口座残高、家族の氏名、勤務先の名称などが公開状態となっていた。
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VPN比較サービスを手がけるvpnMentorは2019年9月16日、セキュリティ設定に不備があるデータベースサーバで、およそ2000万人もの個人情報が公開されているのを発見したと伝えた。
vpnMentorのブログによると、問題のサーバはフロリダ州マイアミにあり、エクアドルのコンサルタント会社Novaestratが保有していた。データベースに登録されていたのは大部分がエクアドル在住者の個人情報で、政府の登録情報や、自動車協会、国立銀行などから入手したものと思われる。
エクアドルの総人口は約1600万人。データベースには既に死亡した人も含め、最大で2000万人の個人情報が登録されていたという。
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