Akamaiの調査の結果、インターネットに接続されたデバイスのWSD実装の悪用によって、最大で15300%の増幅率を達成できることが分かった。
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Akamai Technologies(以下、Akamai)は2019年9月18日、「WS-Discovery」 (WSD)と呼ばれるプロトコルを悪用して攻撃の規模を増幅させる、新手の分散型サービス妨害(DDoS)攻撃の手口を発見したと伝えた。
WSDを悪用する手口は、Akamaiの顧客の中の1社を標的にして実行され、Akamaiはこの攻撃を通じてWSD攻撃の仕組みを分析した。この攻撃はゲーム業界を標的としたもので、ピーク時の帯域幅は35Gbpsに達したという。
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