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» 2019年09月25日 07時00分 公開

半径300メートルのIT:PCなしでiPhoneのデータ移行やってみた! SuicaやLINEユーザーは気を付けて (1/3)

毎年、新しいiPhoneが発売される度に購入してしまう筆者。2019年もやっぱり買ってしまいました。機種変更に伴って「iPhoneからiPhoneへのデータ移行」を試したところ、とても便利だったものの、注意点も幾つかあるようで……。

[宮田健,ITmedia]

 2019年9月、毎年恒例の新しいiPhoneが発表、発売されました。筆者は毎年、発表された直後には「さほど変わってないなあ」と言いつつ、発売当日には手に入れているというサイクルを繰り返しています。今回は広角カメラの魅力に負け、iPhone 11を購入しました。

TOP データ移行の今昔に思いを馳せてみませんか

 細かい機能に関してはここで取り上げませんが、今回の機種変更で初めて「iPhoneからiPhoneへ直接データを転送する」という機能を試してみました。大変便利ながら、少しだけ気を付ける必要があるな……というのが、率直な感想でした。

データ移行は機種変更時の「儀式」

 かつて、機種変更に伴うデータ移行は、とても面倒なことでした。例えば、2009年に発売された第3世代「iPhone 3GS」の頃、iPhoneはほとんどPCの周辺機器のような扱いで、iTunesをインストールした“母艦”のPCで、データを”同期”する必要がありました。しかし現在、PCを持たないiPhoneユーザーは珍しくありません。それに合わせてか、今では”母艦”も”同期”も聞かなくなるくらい、データ移行の仕組みは便利になっています。

 また、現在のスマートフォンは、もはや「クラウドのビュワー」のような立ち位置にあります。新しい端末を購入して、同じアカウントでログインすれば、ほぼそのまま利用が始められるでしょう。Androidはかなり早い段階でそのような状況でしたので、iPhoneが「やっと追いついた」といえるかもしれません。

 これまでは、iTunesを使ってバックアップを暗号化し、その後iTunesを経由して復元するのが最も確実な移行方法でした。その後iCloudバックアップからの復元が可能になり、現在ではそれに加えて、端末から端末への直接移行が可能になっています。

 最後の「iPhoneからiPhoneへ」は、2019年7月に公開されたiOS 12.4以降の機能です。新しいiPhoneを購入したら、これまで利用していたiPhoneを近づけるだけで、データ移行を始められるというもの。私も今回が初めての経験でしたが、思った以上に簡単にできました。

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