Google Chrome、今後の新バージョンでTLS 1.0または1.1を使い続けるサイトに警告表示

2020年1月にリリースされる「Chrome 79」からは、TLS 1.0または1.1を使っているWebサイトについてはアドレスバーに「Not Secure」(安全でない)という文字を表示する。

» 2019年10月02日 15時00分 公開
[鈴木聖子ITmedia]

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 Googleは2019年10月1日、2020年に迫ったTLS 1.0およびTLS 1.1の無効化に向け、Webブラウザ「Google Chrome」(以下、Chrome)で段階的に警告を表示して管理者に切り替えを促す計画を発表した。

 TLS(Transport Layer Security)は、通信の内容を暗号化するHTTPS接続のためのプロトコル。バージョン1.0と1.1についてはさまざまな脆弱(ぜいじゃく)性が指摘され、主要ブラウザのメーカーが2018年10月に、TLS 1.0とTLS 1.1を2020年に無効化する計画を発表していた

ChromeのTLS 1.0とTLS 1.1に対する今後の取り組み

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