野村総合研究所は、第5世代移動通信システムを活用したICT関連市場について、2025年度までの動向分析と市場規模の予測を発表した。日本での5G対応端末の販売台数と5G契約回線数については、比較的ゆっくりとした市場の立ち上がりを想定している。
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野村総合研究所(以下、NRI)は2019年11月27日、5G(第5世代移動通信システム)に関連した5つの市場について、2025年度までの動向分析と市場規模の予測を発表した。
NRIが取り上げたのは、携帯電話端末市場、SporTech(スポーツ)市場、HealthTech(ヘルスケア)市場、ファクトリーIoT(Internet of Things)市場、スマートシティプラットフォーム市場の5つ。2020年春に日本で本格的な商用化が始まる予定の5Gは、デジタルトランスフォーメーション(DX)やIndustry 4.0、Society 5.0を支えるインフラとしても期待されており、NRIでは、こうした市場についてその可能性と限界を確実に理解しておくことが必要だとしている。
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