AIがベッドメークの仕上がり具合を判定 京都のホテルで実証実験

アステリアは、ホテル客室のベッドメーク仕上がりの良否をAIで判定する実証実験を始める。ベッドメーク作業の効率向上と、マネジャーによる客室チェック工数の削減を図る。

» 2019年12月12日 15時10分 公開
[ITmedia]

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 アステリアは2019年12月11日、TRASTAが京都市内で運営するホテル「住亭 SHIJO KARASUMA」で、人工知能(AI)を活用したベッドメーク仕上がり良否判定の実証実験を実施すると発表した。同社のモバイルデータ活用サービス「Platio」と連携したAIを活用し、清掃員の教育効率向上と、マネジャーによる客室チェック工数の削減を検証する。

AIによる良否判定画面 AIによる良否判定画面

 ベッドメークは、ホテルの室内清掃で最も時間がかかる作業だ。従来は、清掃が完了した室内をホテルのマネジャー(インスペクター)が、実際に部屋の中に入って目視でチェックしていたという。

スマホの写真を基にAIが判定、清掃担当者とマネジャーへ結果を通知

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