2018年にサウジアラビアのムハンマド皇太子のWhatsAppアカウントからジェフ・ベゾス氏に送信された動画ファイルに、監視用のスパイウェアが仕込まれていた。
国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)は2020年1月22日、米紙ワシントンポストのオーナーでAmazon最高経営責任者(CEO)ジェフ・ベゾス氏の携帯電話が不正アクセスを受けた事件に、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子の関与が疑われると発表した。
OHCHRの発表によると、ベゾス氏のiPhoneには2018年、ムハンマド皇太子のWhatsAppから送信された動画ファイルを介して監視用のスパイウェアが仕込まれていたという。
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