ラックが「サイバー救急センターレポート最新版公開 ランサムウェアやクラウド関連攻撃に焦点

ラックは「サイバー救急センターレポート 第8号 〜クラウドサービスのインシデント対応〜」を発表。ランサムウェアや標的型攻撃、クラウドに関連したサイバー攻撃が1年を通して続いたと述べた。

» 2020年01月31日 14時11分 公開
[ITmedia]

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 ラックは2020年1月30日「サイバー救急センターレポート 第8号 〜クラウドサービスのインシデント対応〜」を発表した。同社のサイバー救急センターがインシデント調査で得た情報を基に、サイバー攻撃の動向を分析した。

2019年サイバー救急センターの出動・相談傾向 2019年サイバー救急センターの出動・相談傾向(出典:ラック)

 ラックは今回のレポートで特にランサムウェアや標的型攻撃、クラウドに関連したサイバー攻撃とその被害に焦点を当てている。その背景には、bot型マルウェア「Emotet」に関する出動の急増や、「Amazon Web Services」(AWS)や「Microsoft Azure」といったクラウドサービスでの攻撃および被害の増加がある。ラックによると、同社ではこうした攻撃に関する出動が1年を通して続いたという。

被害報告や出動案件で多かったのは?

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