8割の企業が人材不足に直面、エンタープライズアプリ開発に関する調査結果を発表――ガートナー

ガートナーは、エンタープライズアプリケーションの開発について、人員やスキルの不足に直面している企業の割合が8割との調査結果を発表した。

» 2020年02月04日 07時00分 公開
[ITmedia]

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 ガートナー ジャパン(以下、ガートナー)は2020年2月3日、エンタープライズアプリケーションの開発に関して、人員やスキル(人材)の不足に直面している企業の割合が8割にも及ぶとの調査結果を発表した。特に日本企業は、レガシーアプリケーションの近代化が課題となっており、その実現に必要な人員やスキルが不足していると同社は指摘する。

 調査はガートナーが、2019年5月に全国の従業員数20人以上のITユーザー企業の情報システム部門の責任者を対象に実施したもの(有効回答企業数715社)。エンタープライズアプリケーション開発について、人員またはスキルに不足があるかどうかを尋ねたところ、「人員が不足している」と回答した企業の割合は81%、「スキルが不足している」と回答した割合は83%だった。業種や従業員数にかかわらず同じ傾向にあった。

エンタープライズアプリケーション開発における人員、スキルの過不足について(出典:ガートナー)

企業は、人員またはスキルの不足に対してなにか対応しているのか

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