不倫サイトの情報流出事件から5年、ユーザーへの脅迫が再燃

不倫サイト「Ashley Madison」のハッキング事件から5年たった今になって、会員の恥ずかしい情報を暴露すると脅して身代金を脅し取ろうとする電子メールが出回っている。

» 2020年02月04日 12時40分 公開
[鈴木聖子ITmedia]

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 既婚者の不倫を奨励しているカナダの出会い系サイト「Ashley Madison」が2015年にハッキングされた事件に関連して、事件から5年たった2020年になって、同サイトの会員を脅迫する内容の電子メールが出回っているという。電子メールのセキュリティ対策を手掛けるフランスのVade Secureが2020年1月31日のブログで伝えた。

 2015年に起きた事件では、Ashley Madisonのアカウント3200万件がハッキングされ、何者かが「会員情報を暴露する」と脅迫。同年8月には、会員情報を含んだ9.7GBのデータがダークWebに投稿された。この中には会員の住所、氏名、電話番号などに加え、会員が同不倫サイトに求める内容なども含まれていた。

Ashley Madison

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