米国ユニコーンのスノーフレイク、AWSの東京リージョンでデータウェアハウスサービスを提供開始

日本のリージョンでサービス提供をするのは、今回のAWS東京リージョンが初めてとなる。

» 2020年02月05日 09時04分 公開
[ITmedia]
フランク・スルートマンCEO Snowflake CEO フランク・スルートマン氏

 Snowflakeは2020年2月4日、「Amazon Web Services」(AWS)の東京リージョンでデータウェアハウスサービス「スノーフレイク」の提供を開始すると発表した。これによって日本のユーザーは、2019年11月に設立した同社の日本法人のサポートを受けられるようになる。

クラウドデータの国内保管が可能に

 スノーフレイクは、ビッグデータの保管や分析サービスを提供するデータウェアハウスのクラウドサービス。構造化データだけでなく半構造化データにも「完全なリレーショナルデータベース機能を提供する」としている。コンピュートやストレージ、クラウドサービスに関して、個別にスケーリングや変更が可能だ。

 多くのBI(Business Intelligence)やELT(Extract/Load/Transform)ツール、ETL(Extract/Transform/Load)ツールに対応する。さらに、ODBCやJDBC、JavaScript、Python、R、Node.jsなどに対応するドライバやコネクタを用意する。

 スノーフレイクは、AWS以外にも「Microsoft Azure」や「Google Cloud Platform」で利用できるが、日本のリージョンでサービスを提供するのは、今回のAWSの東京リージョンが初めてとなる。

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