NECとシスコ、安全保障領域や重要産業インフラ向けにネットワーク機器の「真正性管理」を強化

NECとシスコはネットワークシステムのサプライチェーン全体を通した真正性の確認や監視、管理を強化し、これに対応したネットワーク機器の提供を2020年度中に開始する。NECの軽量改ざん検知技術とブロックチェーン技術、シスコのTrustworthy技術を組み合わせる。

» 2020年02月18日 10時00分 公開
[ITmedia]

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 NECとシスコシステムズ(以下、シスコ)は2020年2月17日、情報通信機器を安全に利用できるネットワークシステム基盤の提供を目指して、両社の技術を組み合わせた取り組みを発表した。ネットワークシステムのサプライチェーン全体を通した真正性の確認や監視、管理を強化し、これに対応したネットワーク機器の提供を2020年度中に開始する。

 このような取り組みをNECとシスコが進める背景には、サイバー脅威の深刻化がある。安全保障領域や重要産業インフラのサプライチェーンを狙った攻撃が顕在化し、経済的や社会的な損失が生ずる危険性が懸念されている。

不正がないことを確認、記録、管理する「真正性管理」、具体的には?

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