GMOインターネットグループが印鑑廃止と完全電子契約を発表、電子契約向けクラウドも期間限定で無償提供

GMOインターネットグループは顧客の各種手続きで押印を完全撤廃し、取引先との契約を電子契約のみにする。

» 2020年04月20日 10時00分 公開
[ITmedia]

この記事は会員限定です。会員登録すると全てご覧いただけます。

 GMOインターネットグループは2020年4月17日、顧客の各種手続きで印鑑を完全撤廃し、取引先との契約を電子契約のみにすると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大で出社が制限される現在の状況が長期化することを考慮し、同社グループを含む多くの企業で押印のためだけに出社する従業員がいる状況を鑑みたとしている。

 

 顧客の各種手続きについては、同社の提供サービス「お名前.com」でのドメイン登録やレンタルサーバなどのサービス契約に際し、監督省庁や金融機関への提出書類などで押印を必要とする場合を除いて、2020年4月17日正午に印鑑を完全撤廃した。今後はグループの各サービスにも広げる。取引先との契約については今後、電子契約の利用を要請するとしている。

クラウド電子契約サービスを無償提供、商習慣による感染拡大に対抗

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ