Oracle CloudとAzureが低遅延で相互接続、アクセス管理も統合

日本オラクルは、Oracle Cloudの東京リージョンとMicrosoft Azureの東日本リージョンとの間で、低遅延な相互接続を開始した。両クラウド上で運用しているアプリケーション間での相互運用が可能になる。

» 2020年05月11日 11時14分 公開
[ITmedia]

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 日本オラクルは2020年5月8日、「Oracle Cloud」の東京リージョンと「Microsoft Azure」(以下、Azure)の東日本リージョンで低遅延な相互接続を開始したと発表した。

 日本オラクルは今回の取り組みの背景を「デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進によって、既存のIT資産を保護しながら目的にあった最適なサービスやツールを活用するため、複数のクラウドサービスを利用したいという顧客の需要が高まっている」と述べる。

Oracle CloudとAzureの相互接続、具体的に何ができるようになるのか

 今回の取り組みは同社が2019年6月に発表した「クラウドの相互運用性に関する統合」の一貫で、米国バージニア州のアッシュバーン、カナダのトロント、英国のロンドン、オランダのアムステルダムで既に接続している。アジア地域では東京が最初の事例となる。

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