データやCPUの使用量が上限に達すると、広告枠にエラーページを表示する
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Googleは2020年5月14日、Webブラウザの「Chrome」から迷惑な広告を締め出してユーザーの使い勝手向上を図る一環として、Chromeに表示される広告のリソースを制限すると発表した。
Googleの「Chromium Blog」によると、一部の広告がユーザーの知らないうちに、バッテリーやネットワークデータなどのリソースを大量に消費していることが最近になって判明した。その原因は、仮想通貨のマイニングやプログラミングの不備、ネットワーク利用が最適化されていないことなどにあった。
こうした広告はバッテリーを消耗させ、ネットワークを飽和状態にし、ユーザーの金銭的な負担を増加させる。そこでユーザーをこうした広告から守り、Webの使い勝手を向上させるために、Chromeの広告が利用できるリソースを制限することにしたという。
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