複雑な保育園の入園選考、AIでどれだけ早められる? NECが山形市で実証実験

NECとNECソリューションイノベータは、保育園の入園選考業務を支援するマッチングシステムの実証実験を山形市で実施した。従来は数十人が数日かけていた選考作業を、AIを使ってどう効率化したのか

» 2020年05月18日 09時17分 公開
[ITmedia]

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 NECとNECソリューションイノベータは2020年5月15日、保育園の入園選考業務を支援するマッチングシステムの実証実験結果を発表した。同システムは、人とAI(人工知能)が共同で選考業務を処理できる。実証実験は山形市で2019年7月から2020年2月に実施した。従来の人手による選考結果と比較したところ99.3%が一致し、選考業務時間を約9割削減できたという。

今回の実証実験に使われたシステムの概要。人とAIが共同で作業を進められるという(出典:NEC)

AIと人間は、複雑な選考作業をどう分担したのか

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