富士通、DX促進に向けてソフトウェアデファインドストレージを販売開始

同社のデータ管理ソリューションは、柔軟なストレージの拡張や管理負荷の軽減、システムのライフサイクル全体を通したコストの削減を実現する。また、ハードウェアに同社のPCサーバを採用すれば、最新の技術を取り入れたストレージ環境を構築できる。

» 2020年05月29日 11時24分 公開
[田渕聖人ITmedia]

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 富士通は2020年5月28日、ストレージシステム「FUJITSU Storage ETERNUS」シリーズのソフトウェアデファインドストレージ(SDS)「ETERNUS Data Services Platform(ETERNUS DSP)」の販売を開始すると発表した。

 同製品は、富士通のPCサーバ「FUJITSU Server PRIMERGY」にデータ管理ソフトウェア「ETERNUS Data Services Platform Software」を実装したアウトスケール型のSDSだ。同製品は、データセンター事業者や自社で大規模なデータセンターを持つ企業向けとなる。

 富士通は同製品について、企業のDXが加速する中で顕在化したデータ管理上の課題に対処するとしている。具体的には、ストレージへの適切な投資判断の難しさやシステム規模の拡大に伴うデータ管理者の負荷の増大、構成する全ストレージを一斉に置き換えるシステム更改費、データ移行にかかる時間コストなどだ。

ETERNUS DSPの具体的な性能は?

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