最新バージョンのOSリリース後すぐに公開されていた、脱獄ツール「Unc0ver」が狙う脆弱性を修正した。
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Appleは2020年6月1日、iOSやmacOSなどのセキュリティアップデートを公開し、脱獄ツール「Unc0ver」に利用された脆弱(ぜいじゃく)性を修正した。
iPhoneやiPad向けのOSは、バージョン13.5が同年5月20日にリリースされたばかり。しかし同バージョンを狙うUnc0verの最新版が、数日後に公開されていた。
Appleのセキュリティ情報によれば、「iOS 13.5.1」と「iPadOS 13.5.1」では、Unc0verに利用されたカーネルの脆弱性を修正した。この問題を悪用された場合、アプリケーションがカーネル特権で任意のコードを実行できてしまう可能性があった。
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