Microsoftの月例更新プログラム、過去最多の129件の脆弱性に対処

129件の脆弱性のうち、11件が「緊急」指定。悪用される可能性が大きいSMBの脆弱性も修正されている。

» 2020年06月10日 08時07分 公開
[鈴木聖子ITmedia]

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 Microsoftは2020年6月9日、Windowsなどの脆弱性を修正する月例セキュリティ更新プログラムを公開した。修正した脆弱(ぜいじゃく)性は129件、過去最大規模のアップデートとなる。

アップデートを伝える米セキュリティ機関SANSのWebサイト アップデートを伝える米セキュリティ機関SANSのWebサイト(出典:SANS)

 Microsoftによると、6月の更新プログラムは以下のサービス群を対象とする。

  • Microsoft Windows
  • Microsoft Edge (EdgeHTML ベース)
  • IE モードの Microsoft Edge (Chromium ベース)
  • Microsoft ChakraCore
  • Internet Explorer
  • Microsoft Office、Microsoft Office Services および Web Apps
  • Windows Defender
  • Microsoft Dynamics
  • Visual Studio
  • Azure DevOps
  • HoloLens
  • Adobe Flash Player
  • Android 向け Microsoft アプリ
  • Windows App Store
  • System Center
  • Android アプリ

過去最大規模の修正、危険な脆弱性は?

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