アドビシステムズは中小企業や小規模企業を対象に、はんこの利用実態調査の結果を発表した。調査結果によると、調査対象の74.7%がはんこの撤廃を支持したが、50.1%は「撤廃は難しい」とも回答した。
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アドビシステムズは2020年6月15日、はんこの利用実態調査の結果を発表した。調査は従業員300人以下の企業に勤める全国の経営者や役員、500人を対象としている。
同社の発表によると、調査対象の多くが「はんこ(押印)文化は生産性を下げている」と回答した。一方で、はんこを伴った契約業務が大半を占めている実情が明らかになったという。
直近1年間の契約手法の調査では、はんこを使った契約が最も多く、83.0%だった(複数回答)。また「手書きサイン」と回答した割合が22.8%で電子契約の割合は17.8%だった。
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