HPE、エッジコンピューティングサービスを促進するSaaSを提供開始

HPEは、SaaSベースのソリューション「HPE Edge Orchestrator」の提供を開始すると発表した。通信事業者は同サービスを利用し、企業に低レイテンシやセキュリティ向上、エンドユーザー体験の向上を提供できるとしている。

» 2020年06月22日 11時49分 公開
[ITmedia]

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 ヒューレットパッカードエンタープライズ(以下、HPE)は、2020年7月31日から通信事業者向けのSaaS(Software as a Service)である「HPE Edge Orchestrator」の提供を開始すると発表した。

 HPE Edge Orchestratorは、ハードウェアに依存しない包括的なオーケストレーションプラットフォームとされる。通信事業者は同プラットフォームを利用し、エッジコンピューティングアプリケーションのカタログを企業へ提供する。HPEによると、これにより企業はアプリケーションをワンクリックで多数のロケーションに展開し管理ができるという。

 同社は、同製品を利用した通信サービスの提供という、新たな収益モデルを通信事業者へ提案するとしている。これにより通信事業者の抱える「5Gインフラストラクチャ展開のための膨大な費用」といった課題を解消する。また、企業のエッジコンピューティングサービス展開の促進につながるとしている。

HPE Edge Orchestrator 企業へのメリットとは?

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