北日本銀行が「ABIC ASSET CLOUD」を採用 電子サイン化を促進

北日本銀行は、NTTデータエービックの預かり資産業務クラウドサービス「ABIC ASSET CLOUD」を採用した。同サービスは、預かり資産業務に電子サインを導入し、行員の事務負荷を軽減する。

» 2020年07月02日 13時00分 公開
[ITmedia]

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 NTTデータエービックは2020年7月1日、同社の預かり資産業務クラウドサービス「ABIC ASSET CLOUD」が北日本銀行に採用されたと発表した。同行では、既存のオンプレミス環境からデータを移行し、2021年2月から同サービスの利用を開始する。

 ABIC ASSET CLOUDは、同社の預かり資産業務パッケージシステムを、NTTデータのクラウドサービス「OpenCanvas」で提供するもの。投資や保険の窓口販売における、預かり資産業務を支援する。また、ペーパーレス化の促進や店舗の事務負担軽減、顧客に合った金融商品を提供する「適合性の原則」に沿った提案活動などを支援する。

 金融庁は、金融機関の預かり資産業務に対して受託者責任を要請している。そのため金融機関では、顧客への説明義務やアフターフォローなど、顧客対応の負荷が増大していた。

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